床下の環境のことまで考えたことがありますか?実は、住まいを長持ちさせる秘密は床下にあったのです。
■BES-T構法の基礎断熱 「BES-T構法」では、床の高さを606mmを基準とした仕様。地盤からの湿気は断熱材の下面に厚さ0. どのようにフレーミング屋根2mmの防湿土間シート*を敷き込み、さらに防湿・蓄熱土間コンクリートで完全に抑えます。「BES-T構法」は床下も含めて建物全体でトータルに湿気を抑えます。 *床の高さ、基礎形状および断熱システムは地域により異なります。 |
床ではなく、床下を断熱するという発想。
生活空間は誰もが気にしますが、見落とされがちなのが床下空間です。一般的には床を断熱するため床下は非断熱空間となり、通気口を設ける程度では夏は温度が上がって冬は冷え込み、湿気がたまるという劣悪な環境にさらされてしまうのです。床組木材や土台が影響を受けないわけがありません。そこで「BES-T構法」が選んだのは基礎断熱工法。基礎を断熱することによって床下空間を温度・湿度の安定した環境を保てるようにしました。
■他社の一般的な床断熱工法
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安定した床下環境が建物の耐久性を高めます。
断熱性は快適さだけでなく、住まいの耐久性に大きく関わる性能です。「BES-T構法」は壁面の外断熱工法や天井の断熱に加え、基礎断熱工法をとることによって耐久性を高めています。基礎断熱は床下を乾燥状態に保てることから床の防腐処理を省くことが認められていますが、防湿対策として防湿土間シート、防湿・蓄熱土間コンクリートを併用しています。また、土屋オリジナル床下換気システムで計画換気することで、床下空間の利用価値を高めています。
北海道立北方建築総合研究所がメリットを証明。
北海道立北方建築総合研究所は、床の断熱法による床下環境の違いを長期にわたり測定し、基礎断熱の有効性を次のように報告しています。
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■基礎断熱工法のメリット
1.年間を通じ、床断熱住宅より低い相対湿度を維持。
2.冬期間、床下の絶対湿度を室内より低く保つ。
3.相対湿度が70%を超えるのは、梅雨時期と盛夏のわずかな期間。一方床断熱では暖房期間の終わる春から夏にかけて床下温度の上昇が遅れ、相対湿度が70%以上に上昇し、夏期には80%を超える。
4.床裏面温度は絶えず床下空気温度より高く推移。一方床断熱では、床裏面温度が床下空気温度より低く推移し、床組が高湿化する恐れがある。
5.地盤への吸熱により、夏期の床面温度を床断熱より2℃以上低く保つ。
6.床組木材の含水率が20%を超えない(木材腐朽菌発生の最低含水率は25〜30%)
*調査研究報告「寒冷地における基礎断熱した床下空間の温湿度環境特性」
北海道立北方建築総合研究所:福島 明 氏、入江 雄司 氏
床下の湿気を徹底的にコントロールします。
床下は湿気が溜まりやすい場所で、特に1年目は基礎に使ったコンクリートから水分が発生します。通気口まかせの自然換気では高湿度になり、いくら乾燥木材を使っていても含水率が上がって腐れやすい状態になってしまいます。土屋ホームの「BES-T構法」は、基礎断熱に機械式の床下換気を組み合わせることによって床下の湿気をコントロールします。木材の腐朽菌やシロアリの発生を抑え、建物を健康に保ちます。
土屋ホーム独自のBES-T構法・・24時間計画換気で、床下のわずかなVOCを外へ排出。防湿土間シートと防湿・蓄熱土間コンクリートで床下の湿気を抑える。
■24時間室内交換換気システム・床下換気システム(全タイプ標準採用)
自然換気では、換気効果を高めるために換気孔を大きく設けたり、床を高くする方法がとられます。しかし「BES-T構法」の床下換気システムなら換気孔は不要で気密性がアップ。
よどんだ空気による健康への影響も抑えます。
床下換気システムは、湿気だけでなく床下に溜まりがちなよどんだ空気を屋外に排出し、いつもクリーンな状態に保ちます。たとえば微量とはいえ、構造用合板から発生するVOC(揮発性有機化合物)も排出し、シックハウスの不安を取り除きます。
床下空間の活用や水道凍結防止の役割も。
床断熱と床下換気によって熱も床下の防湿・土間コンクリートに徐々に蓄積され、施工1年目から安定した空気環境になります。そのため、床下を収納スペースとして利用することが可能になります。冬期でも水道管凍結の心配がなくなります(室内暖房をしていることが条件です)。
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