鋼殻コンクリートセグメントの製作に際しては、まず主桁と継手板とスキンプレートで内面側にコンクリート充填用の凹部を有する鋼殻を構成し、次に、上記鋼殻の凹部にコンクリートを充填して鋼殻コンクリートセグメントを構成する。
この鋼殻凹部へのコンクリート充填方法については、コンクリート充填の効率性の観点、並びに、硬化したコンクリート中の気泡に基づく表面上の凹凸を抑制する観点から、従来において各種提案がなされている。
このコンクリート充填方法は大きく分けて2通りある。第1の方法は、セグメント用鋼殻の内面側、つまり凹部の開口面を上向きに寝かせ、凹部内に上方からスランプ値の低いコンクリートを打設し、その表面をコテで仕上げる方法である。第2の方法は、セグメント用鋼殻を縦置きに配置して、該鋼殻の凹部の開口面を前面型枠で塞いで鋼殻内に閉鎖空間を形成すると共に、この閉鎖空間に通じるコンクリート注入孔と排気孔を設け、排気孔から閉鎖空間の空気を排気しながら注入孔から高流動性のコンクリートを閉鎖空間に充填するコンクリート注入方法である。
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しかしながら、上記の第2のコンクリート注入方法では、セグメント用鋼殻を縦置きに配置すると共に、凹部の開口面を前面型枠で閉じて閉鎖空間を形成し、内部の空気を排気しながら閉鎖空間にコンクリートを充填するため、扁平な閉鎖空間の隅々まで隙間なくコンクリートを充填することが困難であった。また、前面型枠を貫通するコンクリート注入孔から閉鎖空間へコンクリートを注入する注入機構、並びに鋼殻の上部に設ける排気機構が複雑になるという問題点があった。さらに、コンクリート中に混入した気泡が、コンクリートと前面型枠の境界面に集まり、コンクリート硬化後にその気泡の跡が微小な凹凸となってコンクリート表面に現れるため、外観が悪くなる問題があった。
これらの問題点を解決するための技術は、例えば特許文献1、特許文献2、特許文献3等において提案されている。
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特許文献1のコンクリート充填方法を図5に示したので説明する。同図に示すように、セグメント用鋼殻1は、上部主桁5と下部主桁5aとスキンプレート10と継手部材8とで構成されている。このセグメント用鋼殻1をその円弧状の内外面が鉛直面(イ)に位置するようにして支持すると共に、セグメント用鋼殻1の内面側の凹部2の開口面を前面型枠3で閉鎖して空間28を形成する。また、前面型枠3の高さ方向の略中間部に開設されたコンクリート注入孔20aにコンクリート注入パイプ20を接続し、コンクリート注入パイプ20から空間28内に高流動性のコンクリート4を圧入充填する。そして液面レベル9が徐々に上昇し、空間28の最上面で円弧状の上部主桁5の内側面5bまで充填してコンクリート4の充填が終了� ��る。前面型枠3の上部には、主桁5の内側面5aまで円滑にコンクリート4を充填するためにコンクリート溢出パイプ6が設けられている。上記の構成により、低コストで効率的にセグメント用鋼殻へコンクリートを充填できるという利点もある。
特許文献2には、セグメント用鋼殻を縦置きでかつ鉛直に配置したうえ凹部の開口面を前面型枠で閉鎖空間を形成し、閉鎖空間に高流動性のコンクリートを充填する注入方法が開示されている。この特許文献2の特徴は、前面型枠のコンクリート注入孔に接続されるコンクリート圧送管に型枠内の圧力を受けるシリンダの保持手段を設けることにある。これによりコンクリート圧入口付近のコンクリート仕上がり面を容易にかつ確実に平坦にすることができる利点がある。
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特許文献3には、セグメント用鋼殻を縦置きでかつ鉛直に配置したうえ凹部の開口面を前面型枠で閉鎖空間を形成し、閉鎖空間に高流動性のコンクリートを充填する注入方法における、閉鎖空間のエア抜き装置が提案されている。この特許文献3の特徴は、セグメント用鋼殻の内部において、その上壁面に接近した位置に先端が位置したエア抜き管を設け、このエア抜き管を上記一端位置から立ち下げたうえ、さらに曲げて前面型枠に形成したコンクリート注入孔に導く。さらに前面型枠の外部からコンクリート注入孔にコンクリート圧入パイプを接続することにある。上記の構成により、エア抜き管の先端が閉鎖空間内の上部に位置し、コンクリート打設時に閉鎖空間内のエア抜きが確実に行われるから、閉鎖空間内の隅々まで円滑にコ� ��クリートが充填できるという利点がある。 特開2001−47420号公報 特開平10−37463号公報 特開平10−37461号公報
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